短期的に乱高下する相場に翻弄され、大きな損失を出しかねない株式やFX投資家にくらべ、着実に資産形成をすすめているのが投資信託に投資している投資家といわれています。
なかでもインデックスファンドは、日経225やTOPIXなどの指数に連動するように運用されている投資信託です。
このインデックスファンドを毎月積み立て購入している投資家は、安定して着実に資産形成を進めている成功者ではないか、といわれています。

では投資信託とは、一体どのようなファンドなのか、どれくらいの利回りが期待できるのか、またインデックスファンドの人気の秘密は何か、また注意点は何か、などなど投資信託についての疑問点を詳しく見ていきましょう。

投資信託におけるインデックスファンドとは

投資信託は、プロに運用を任せる金融商品です。株式投資は、常に相場の変動があり時には損失を出すリスクがつきものです。
着実に資産形成を目的にする場合は、リスクをできるだけ小さくする必要があります。

株式投資でリスクを小さくするには、複数の銘柄を買い分散して投資することや、同じ銘柄の株式でも何回かに分けて買う等が効果的です。
しかし個人の限られた資金量では分散して投資することは困難です。
そこで投資信託は、一人一人に資金量は小さくても、それを集め億円単位の資金で投資するので十分可能になります。
日本には30銘柄以上や100銘柄以上に投資しているファンドもあります。

またその運用をプロに任せることも重要なポイントです。
銘柄を選ぶにはその企業の業績に関する情報はもちろん、産業界の動きや世界経済情勢などについても十分理解したうえでプロに任せて選択します。
また債券についても、利回りだけでなく発行している企業や団体の業績や財務状況や金利の動向を十分把握して判断します。
そして銘柄の選別や構成などプロに任せて運用するのが投資信託です。

投資信託は、国内市場にとどまらず海外市場にも投資対象を拡大し、投資対象も国債やデリバティブ、不動産など多様になってきています。
また分配金を受け取る回数や海外投資の為替ヘッジの有無、また運用のタイプ(インデックファンドやアクティブファンドなど)等、バリエーション豊かな商品の開発が行われています。

また投資家にとって、分かりやすい金融商品です。基準価格(時価)が毎日計算されるので損益計算が簡単にできます。
また運用実績が月次レポートとして発行されています。
月次レポートには投資対象企業などに関する情報や経済情勢の分析、ファンドマネージャーの運用方針などが記載され、投資家にとって分かりやすく安心できる金融商品となっています。

ここで注目を集めているインデックスファンドについて詳しく見ていきます。
投資信託の運用パターンには、ベンチマーク(例えば日経平均など)と同じような値動きをするよう運用するインデックスファンドと、ベンチマークや市場平均を上回る運用結果(リターン)目指すアクティブファンドがあります。

インデックスファンドは、あらかじめ決められた指数(ベンチマーク)と同じ値動きを目指して運用されます。
したがって分かりやすい運用成果を求める方や定められた指数の上昇を予想する方には利便性が高い商品です。

インデックスファンドは初心者向き?

インデックスファンドは、相場が読めない一般投資家にとってはぴったりの長期投資商品です。
インデックスファンドを長期間積立てれば、相場変動の影響を軽減してリスクを軽減することができ、20年から25年くらいの長期間で見れば、平均利回りは年5~6%程度に安定します。

個人投資家にとってインデックスファンドが優れているところは、投資先の銘柄を調べ選定する手間がいらなくなることです。
株式や投資信託へ投資をする時は、何千とある銘柄から有望な投資先を選ぶことから始めますが、投資家にとっては一苦労です。
しかしインデックスファンドは、例えば日経平均と同じような値動きをする銘柄をプロが選んでファンドをつくるため、市場の平均を投資基準にする投資家にとって自分で銘柄を選ぶ手間が省けます。

インデックスファンドには種類があります。
日本株、日本証券、外国株式、外国証券など様々な投資先ごとに、またそれらを組み合わせた多様な商品があります。
そのため自分のニーズにあった投資を選ぶことができます。
またインデックスファンドは購入手数料が無料だ、運用管理費用が比較的安く済む、次々と資金流入がありファンドの規模が大きく安定しているなどの長所があります。
運用方針が積立型投資には向いています。何種類かのインデックスファンドを組み合せすれば運用の幅が広がることも期待できます。

インデックスファンドは、期待できる利益が市場の平均値と同程度を目指すところが大きな特徴です。
市場の平均では満足できない投資家にとっては不向きかもしれません。